キャビックは、1977年に京都府下で初めてとなるリフト付き福祉タクシーの導入を機に、福祉事業に参入してまいりました。今では皆様からご支持をいただき、福祉事業において多岐にわたるサービスを提供しております。これも日頃より弊社のサービスをご利用頂いているお客様、そして日々現場で頑張っている社員の皆様のお蔭です。心より感謝申し上げます。
振り返りますと、初めての介護事業として平成12年3月に2級ホームヘルパー養成教室「すぃーとハンズ」を立ち上げました。また、同年9月には訪問介護事業の指定を受けて、翌年1月より京都府下初となる“介護タクシー”のサービスを開始しております。
それ以降、平成19年2月には京都府下で初めて夜間対応型訪問介護事業を、同年8月にはグループホームや通所介護事業を開所いたしました。現在は京都市と向日市の3ヶ所でグループホームや併設した小規模多機能型居宅介護事業を運営しております。平成30年2月には、介護職員の働きやすい環境づくりとして、企業主導型保育事業「ナーサリーホームキャビック」を開設いたしました。
また、平成14年4月より京都市精神障がい者訪問介護委託事業を開始し、平成15年4月には障がい者居宅介護事業を展開、障がいのある方々に「移動」と「介護」を一体的に提供し、外出の重要性を訴え、その支援の実践に努めてまいりました。
キャビックが目指す100周年
移動制約者の皆様に通院や買い物等、生活に欠かせないサービス「ケア&ケアタクシー」に加えて、高齢者の皆様に余生を楽しんで頂けるようにとの思いから、平成25年秋より介助付き日帰り旅行「ケアたび」を開始いたしました。
さらに、スマホアプリから簡単にタクシーを配車できる環境づくりと、健常者や高齢者・障がい者、誰もが不自由なく乗降できるUD(ユニバーサルデザイン=Design for all)タクシーを導入いたしました。誰でも自由に街中でタクシーを拾える時代が来るのはそう遠くありません。
今後、私たちは「移動」と「介護」の融合によりタクシー事業と介護事業を中心とするサービスを展開して参ります。
そして、創立100周年に向けて、だれでも、いつでも、どこへでも移動できるサービスを提供しながら一つの街(コミュニティ)自体をケアするキャビックタウンの実現を目指して参りますので、倍旧のご贔屓賜わりますようお願い申し上げます。
株式会社 キャビック
代表取締役 兼元 秀和